Gather.Town:2022年10月発表の大量改善・不具合改修内容をテーマ別に見ていく(MapMakerカスタマイズ編)
先日(2022年10月下旬)、Gather.Townから「Gatherを使用してチームを成功に導くために、私たちが行った改善点を以下に示します」という形で大量の不具合修正/改善点をまとめたブログが公開されました。
トピック・テーマの数だけでも10以上、それぞれの個別内容で換算すると116と非常に多いものになっています。
そこで当エントリを皮切りに、大小様々な改善がどのような形でなされているのか、順を追ってみていきたいと思います。
テーマも数が多いので1エントリ1テーマで紹介していく形を取る形とし、当エントリでは「MapMakerカスタマイズ(Customizing Your Space With Objects or the MapMaker)」について見ていきます。
Gather.Town大量アップデート紹介(MapMakerカスタマイズ)
MapMakerとは、Gather.Townで独自のスペースを作成または改造を行う際に利用することの出来るツール・サービスです。 該当スペースにおける管理者権限を持っているユーザーが利用する事が出来ます。
基本的なMapMakerの使い方に関しては下記エントリを御参照ください。
#45.
45.MapMaker を使用しているときは、メニューに新しい [ホームに戻る] ボタンがあり、MapMaker を終了して自分の Space に戻ります。
編集画面左上メニューのこの部分を指していると思われます。メニューには他にも「Go to Space/Manage Space」といった操作が可能になっています。
#46.
46.既存のスペースから新しい部屋を作成する場合、マップはスクロールしやすいようにアルファベット順に並べ替えられます。
既存スペースから新しい部屋(スペース)を作成する場合、MapMaker編集画面の右下にある[Create a new room]を押下した後に入力フォームに任意のスペース名を入力、Enterを押下。
するとどのような形で部屋を作りますか?の選択肢が現れるのでここで[Choose from an existing space]を選択。
選択肢として表示される既存スペースの並びが以下のように「アルファベット順」になっている、というところに言及した感じですね。
#47.
47.Prompt Message をオブジェクトに追加する方が速くなりました。 (この設定は、以前は「詳細設定」の下に隠されていました。)
「プロンプトメッセージ」とは、オブジェクトの近くに寄った際に自動的に表示されるメッセージです。
設定に際してはそれぞれのオブジェクト要素に於ける[Embedded Website]配下の[Advanced options]にて設定項目が配置される形になっていました。
#48.
48.埋め込みオブジェクトの URL を変更するには、ビルド権限が必要です。ビルダー以外が変更しようとすると、一般的なエラー メッセージが表示されます。より多くのコンテキストを提供するためにテキストを更新しました。
こちらは権限を持っていないユーザーに対する機能制限メッセージの変更があった、という内容。
#49.
49.オブジェクト ピッカーのフラグにはオプションが多すぎたため、テキストが (色によって) 別の国のフラグを実際に選択するのを困難にしていました。それは修正されました。
オブジェクトに拠っては、そのオブジェクトの「色を指定」出来るものがあるのですがそれの選択肢(何色にしたか)が影響を及ぼしていたのを改善した、ということでしょうか。
#50.
50.マップ テンプレートの 1 つにあるポータルの問題を修正しました。 2名用ガーデンオフィスをご利用の場合は、ソーシャルズコートヤードからオフィスに戻ることができます。
こちらは複数名利用の際の挙動を調整した、という内容ですね。
まとめ
という訳で、Gather.Town:2022年10月発表の大量改善・不具合改修内容(MapMakerカスタマイズ編)の内容紹介でした。
Gather.Townも日々アップデートを繰り返し、どんどん便利になってきています。ポイントを押さえてユーザー間のコミュニケーションを更に良いものにしていきたいですね。